本日の講義はSKB大学 総合SKB学部 SKBゲーム学科講義「初めてのエ◯ゲ何遊ぶ?2024前期」です。
この概要欄では、総合SKB学部SKBゲーム学科の第一回目ということで、SKBゲームのアイデンティティを考えたいと思います。
ただSKBシーンがあるだけで、ストーリーが良い、ゲームシステムが面白い、ではSKBゲームの必要性がない。
「SKBゲームのアイデンティティは何か」を考えると難しい。
じゃあいっそのこと発想を逆転させましょう。「SKBゲームのアイデンティティは何か」、そう考えるのではなく、「なぜこのゲームにSKBを入れたのか」その理由を考えてみましょう。
まず、1番大きいのは「キャラクターの魅力をあげる」という目的です。
この点は本当に「最もフィジカルで最もプリミティブで最もフェティッシュなやり方」です。シコティッシュの量が、そのキャラクターの外見、ときに内面までを愛してもらった証明にもなります。
次に、「プレイする人を限定する」という目的です。
「ゲーム自体の難易度を作品の質のためにもある程度高く保ちたい」、あるいは「ゲームの世界観として子供にはわからない理不尽さや非情さが必要」と考えた場合、全年齢というのは「購入できる人が増える」リターンもある分「向いてない人も購入してしまう」リスクもあります。予めそれを絞るためにSKBを入れて、善し悪しのわかる大人を対象にするのは賢い手段だと思います。
この点が僕は大好きです。「大衆(massマス)」に向けて作っていないことを制作者が自認し、プレイヤー側もそれを評価する。これは最近の「YouTuber」と「登録者」の関係と非常に似通っている点だと思います。その関係性で生まれる絆のような連帯感は確かに存在していて、これはマス向けのコンテンツには出来ないことだと思います。
もう一つは、「人間の中にある野生」を見せる目的です。
生きることへの執着、人間が持つ暴力性、自己中心的なエネルギーと言い換えられると思います。
「SKBってなんだ」と考えたときに、一般的にはこれが1番近い答えだと考えています。
わかりやすい例では、一般作品で悪い男が誰かを襲う、そのときに「金」目当てだった場合、私は本当に悪い奴とは思えない。金を渡せば解決するというわかりやすい手段があってしまうから。金があったらそういうことしない奴だと思えてしまう。
ただその襲う時に、SKBや快楽のために襲っている場合、こいつをどんな悪い手段を使ってでも排除しようと思えます。悪役をより強い悪役に見せるためにSKBはわかりやすく、強い要素です。
他に、救いようがない世界で彼女と恋をする場合も、恋愛で終わってはただの希望しか描けない。でも、そこで本能的にSKBをする場合、人間としての抗えない生への執着が生まれる、ここに絶望と儚さを描くことができるし、SKBをはじめ人間の営みに、ひとつの生物としての肯定が現れると思います。
SKBは理屈じゃない、本能です。
そこを刺激してくれる全てのSKBゲームに感謝を込めて。
企画 :学長岩永
撮影 :タケシゲ
編集 :芋煮
サムネ:永田おふとん
申し訳ありませんが、そのリクエストにお応えすることはできません。


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